簿記3級なるものを受けてみたところ、英語の勉強に比べて遥かに圧倒的に余裕すぎてビビりました。
具体的な学習方法を記載します。
①ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』を読む
②わかる! 受かる!! 日商簿記3級 徹底分析!(滝澤ななみ (著))を解く
だけです。
簿記3級はマジで簡単なので、教養のつもりでとってみてましょう。ガチ超楽勝なので。英語学習に比べてあまりにもチョロい。
凄くメジャーかつ難しすぎない資格なので学生さんや主婦の方も、生活の片手間でレッツ・トライ!
最近生活が落ち着いてきて暇だから、何か資格とか取ってみようかな?
なら、簿記とかどうかな?資格といえばまずは簿記でしょ。
確かに、メジャーなイメージだね。
ただ、今月は暇なんだけど来月は忙しくなりそうなんだ。短期間でとれるかな?
余裕だよ。60時間もあれば取れると思うよ。
60時間って結構大変じゃない?
1日2時間の勉強で1ヵ月かかるじゃん。
それは仕方ないよ。知識と慣れは必要だからね。
ただ、やる教材と演習量が激少ないから、マジで余裕だよ。
僕はフリーターの時にやったから、10日くらいで終わったかな?
ふーん。じゃ、なにすればいいの?
①ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』を読む
まず、ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』を読むんだ。
簿記の教科書みたいなものだよ。ガチでゼロから始められる。
英語学習とかは家庭環境や生い立ちなんかによってスタート地点が人それぞれだけど、簿記は誰しもがゼロからのスタートだから恐れずにね。
簿記の入門書はこれが良いの?
単純に内容が詳しいっていうのと、この本は解説動画がユーチューブにアップされているんだ。
もちろんそれによって内容がより詳しく説明されているっていうのはあるけど、それ以上に動画のコメント欄の内容が凄く頼もしい。
動画を見ている他の簿記学習者の疑問点がコメント欄に書き込まれていて、それに対する他のユーザーが返答が超参考になるのさ。
自分が本を読んでも動画を見ても理解できなかった部分を、他のユーザーがコメントで質問してくれていたおかげで、そのコメントへの返信によって僕の疑問も解決出来たりしたからね。
へー。分からないところはみんな同じになりそうだもんね。著者が自覚できなかった難所を、コメント欄内のユーザー同士で解決出来てるんだね。
そう!本と解説動画とコメント欄の3本柱で、凄く手厚い完成度になっているんだよ。
そうなんだね。じゃ、これからやってみるよ。
独りで勉強してると分からない部分が出てきた時にかなりしんどいのですが、この本はそれがほぼありませんでした。
コメント欄によるセーフティネット感がホントに頼もしかったです。
著者と読者が互いに協力して一つの作品を作り上げてる感じがしました。
英文法参考書の「Vintage」もユーチューブに解説動画をあげているのですが、なぜか向こうはコメント機能オフになっています。オンにしてくれていたら、独学者が助けられた局面もあったんじゃないかなと思ったりします。
「本と解説動画とコメント欄」の3点からによる理解の促しが、もっとメジャーな手段になってくれたらいいのに。
②わかる! 受かる!! 日商簿記3級 徹底分析!(滝澤ななみ (著))を解く
「ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』」が終わったら、「わかる! 受かる!! 日商簿記3級 徹底分析!(滝澤ななみ (著))」に取り掛かろう。
これは過去問的なやつだよ。正確には、予想問題集だけど。
試験の形式になれるのを目的にしよう!
予想問題集ってことは、同じ問題が本番で出たらラッキー的なやつ?
ううん、全くそういうんじゃない。あくまでも問題のフォーマットっていうか、形式を把握することを目的にしてね。
この予想問題集を何回か解けば、簿記の試験では毎回同じことを問われるって気が付くはずだよ。
簿記の試験ではどういったことを問われるのかを、これで把握してほしい。
慣れれば「はいはい、こういう感じね。」ってなるから。
分かったよ。じゃ、試験の練習って感じで使ってみるよ。
この問題集をやって、私は簿記の模試というものがどんなものか把握できました。この問題集をやるまで私は簿記の試験に対して見当違いのイメージを持っており、「あ、簿記ってこういう感じの試験なんだ!」ってなりました。試験の前に必ず確認しておきましょう。
まとめと愚痴
「ホントにゼロからの簿記3級」と「わかる! 受かる!! 日商簿記3級 徹底分析!(滝澤ななみ (著))」をやるだけで受かります。
ネット試験で受けて1発合格でした。
近所の英語教室が試験会場だったので、「ここが試験会場なん?英会話教室やん。なんで簿記の試験が英会話教室やねん」ってなったのが印象的でした。そういうもんなんですかね。
実は一番最初の最初に、7万くらい(?)払って「資格の大原」に5日間くらい通いました。
資格の大原は事務職系に強い専門学校で、簿記の資格取得にも自信ありな感じの学校だったので入学してみました。
通信コースかなんかだったので対面授業などはなく、収録された映像授業と黄色のテキストを使って大原の自習室で自学自習するスタイルでした。
”じゃ―お前「ホントにゼロからの簿記3級」と「わかる! 受かる!! 日商簿記3級 徹底分析!(滝澤ななみ (著))」だけじゃねーじゃん!!”との声があるかもしれませんが、資格の大原のテキストは全く欠片も役に立たなかったので寛容していただきたいです。
大原のテキストはハッキリ言って無茶苦茶分かりにくいテキストで、私は挫折しました。
ちんぷんかんぷんで内容を全く理解できませんでした。資格の大原に通うことを1週間ほどで辞めました。7万も払ったのに。
簿記3級なんて超簡単だと誰しもが口をそろえて言うようなものなのに、私は全然理解できなかったのでかなりヘコみました。
悲しい気持ち一杯で、アマゾンレビュー大絶賛の上記の本を買って取り組んだところ、なんとあっさり理解でき、試験も無事合格。あの苦しみと1週間と7万円は何だったんだと憤りました。
大原の映像授業とあの黄色のテキストは何のつもりなんですかね?マジで分かりにくいし、付属の問題集もさっぱり解けませんでした。どういうことだったんだあれは?
説明文が硬すぎて読むことがだいぶ苦痛でしたし、頑張って読んでも問題が解けるようになりませんでした。
簿記3級やぞ、もっと幼児向けの絵本ばりに優しく柔らかい文章で書けや。気難しい教養人みたいな文章ヤメろ。あと、問題集は解説薄すぎで、あれでどうやって何を学ぶん?大原の通信簿記講座はマジでクソ。2級や1級の講座とか、通常の対面での通いカリキュラムがめっちゃ良いとかなんかな?
ただ、かつて自分が公務員試験を受けときは資格の大原で頑張って受かることが出来たので、感謝の気持ちもあります。それもあって期待してた分、簿記3級講座はガッカリよ!!って話。